我輩のブログ~ひげみかんのユニークな雑記~

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ホテルのマッサージでBBAに襲われたあの日

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突然の汚い言葉で申し訳ない🍊。

 

 

我輩の紳士的なキャラが本来『婦人』や、『淑女』という言葉を選ぶべきだが、いきなりのババア発言で申し訳ない。

 

 

 

なんせ、我輩もあんなぶっ飛んだ人物に襲われかけようとは思ってもいなかった。

 

 

今回はそんな話をしたいと思う。

おっと、あまりにもババアを連呼すると規約違反になりかねんから、

ババア→BBA

と呼ばわせてもらおうか。

 

 

さあ、この我輩が恐怖を感じた話を始めようではないか。

 

 

「あ……ありのまま今起こった事を話すぜ!」

「ビジネスホテルのマッサージを呼んで担当が来たと思い、ドアを開けたらそこにはBBAがいた」

 

出会いは突然に

な……何を言ってるのかわからねーと思うが  

俺も何でこんな目にあってるのかわからなかった……

 

頭がどうにかなりそうだった……

マッサージだとか肩もみだとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねぇ

もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ……

 

 

 

はい、ジョジョポルナレフさんの名ゼリフをお借りしました。

 

 

出来事はある日仕事で出張に行った時でした、メンバーは上司と先輩です。

その日は慣れない資料発表会で体と心の疲労がピークに達してた時。

きしむ体を引きずるかのように宿泊先へと戻る時の会話でした。

 

 

「夜のこれからはどうする?」

と、先輩からの話が始まり我輩も、そりゃあ県外に行ったらせっかくなんで夜の街へと繰り出しましょうよと鼻息荒く、夜のお楽しみを待ちわびたかのようにその言葉を解き放つ。

 

 

だが、体はいつも以上に疲労がヤバい。

正直そのまま眠りたいのも気持ちとして半分はある。

 

 

「上司さんはどうされますか?」

先輩からの問いに

「あ、俺はホテルに戻ったらそのままマッサージしてもらって寝るよ」

と、 上司は答えた。

  

 

先輩も「あー、それイイっすね。俺らもそうするか?」

と、我輩に聞いてきた。

……確かにキツいのもあったのと、最近我輩が読んでいる漫画のマイフェイバリット作品のひとつに

『ほぐされ紳士、揉井さん』が脳裏によぎった。

 

 

 

ほぐされ紳士、揉井さん (1) (裏少年サンデーコミックス)

ほぐされ紳士、揉井さん (1) (裏少年サンデーコミックス)

 

 

 

──────説明しよう!!!──────

 

この漫画は表示の見た目通りマッサージの話である!

紳士でエリートな中年サラリーマン「揉井(もみい)」さんは、密かな趣味をもっていてそれはマッサージである。

そんな揉井さんが周りの部下にバレないように各地のマッサージ店を巡るお話。

 

その内容はあたかも作者もマッサージにハマってるのかと言わんばかりの濃密な知識ばかり。

そして、気持ちよさそうな描写と表現。

残念なことに最近、掲載が終了された作品である!

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引用:ほぐされ紳士、揉井さん

 

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そりゃあ友達に素人マッサージを受けたぐらいでまだかつてない未体験。

たまには夜の街に繰り出すのをヤメにしてボロボロになった体をリフレッシュしてもらうのも一興。我輩もそのプランにすることに。

 

 

宿泊先のビジネスホテルにチェックインし、各自部屋へと入る。

予約や順番待ちもあるのでまず先にフロントに電話してからシャワーを浴びた。

どうやらちょうど先客が出来たとの事。おそらく先輩か上司であろう。

その後眠いのを我慢して待つこと数十分。

 

 

コンコンコン!!

ドアをノックする音が聞こえて、少し緊張を感じながら空けると……そこには

 

 

 

 

BBAがいた。

 

 

 

 

誰かコイツを止めて

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引用:「北斗の拳」より

 

え?

人間違いですよね?

 

と、とっさに言葉が出てしまったがそのままの勢いで扉を閉めようかなと思ったその刹那

 

 

「ゥフフ!違うの!ワタシが呼ばれたマッサージの担当なの!」(ニッコォォ)

 

 

……

 

 

………………

 

 

は?

 

 

少しの思考停止というスキを与えたせいで、アチラから扉をこじ開けてまんべんの笑みでズカズカ部屋に入り込み、さぁ早くベットに横になって!と言い放ってくる。

 

 

我輩は  あぁ、きっと『モニタリング』の撮影だなコレは。そうに違いない。うん。と自分に必死に言い聞かせながらベットに戻って腰をかける。

きっとコレはバラエティ番組か何かの撮影だと。

 

 

 

代金を支払った後、急にBBAは部屋の照明を消し、

「部屋の電気消すと雰囲気でるよね♩ねぇ、なんかの変な想像した!?ねぇ!?」

「なんならサービスしてあげてもいいのよ?」

と、1人で騒ぎはじめた。

 

……ぁあもういいからモニタリングのスタッフ早く来てくれ…………。

 

 

 

我輩「ぁあ、そういうの要らないんで。マッサージだけお願いしてもいいですか?というか本当にマッサージだけですよね?それ以上の事は全く求めてないんで。」

 

BBA「そう残念ね……!でもマッサージのウデのほうは自信あるから安心して!この道ン10年の大ベテランよ!」

 

我輩(残念ね……って、ただ触りたいだけなんじゃ…………)

 

 

不安が解消できない会話が終わり、「ええい、ままよ」と半ばヤケクソになって言われるがままの体勢になった。

 

 

まず我輩の顔にタオルをかけ、目のコリをほぐすマッサージから始まった

 

 

…………?!

 

こ、コレは!気持ちいい!というか上手い!!

 

 

確かにウデのほうは大ベテランなだけあって上手い。あの恐怖と不安が一瞬で抜け、安心感が芽生えてきた。

 

 

 

 

ただBBAに馬乗りされている事実を除いては。

 

 

 

 

……さてマッサージも終盤に差しかかり、BBAのお話も全然聞かずに適当な相づちを打ったところでBBAからある質問が。

 

 

BBA「ねぇねぇ!?死ぬ時ってどんな時がいいと思う?」

 

我輩(なんだ?そのフラグが立ちそうな質問は)

 

我輩「苦しみを感じずに、静かに息を引き取りたいっスね」

 

BBA「えー!?そんなのアリエナーイ!私は電車の中でみんなと大事故に巻き込まれて死にたい!」

 

我輩「は?何言っ」BBA「なんでかって??教えようか?」

 

 

BBA「私生涯独身だったから最期ぐらいはみんなと一緒に死にたいの!だって死んだあとが1人じゃないから寂しくないでしょ?みんなの魂に囲まれながら一緒に成仏するの!それがワタシの本望!!」

 

我輩(誰か早くこの人を止めて!!)

 

 

 

 

はぁ、そうっスか。大変ですね。と、また適当に相づち打ってるといきなり我輩の大事な下半身のファニースポット(ハッキリ言うと規約違反になるのでご想像にお任せします)  に手を差し出してきた。

 

 

 

BBA「ワタシのお話を聞いてくれたお礼。サービスしてあげるわ。どう?気持ちいいでしょ?」

 

 

 

我輩「オイやめろ」

 

 

 

閉幕

 

襲われそうになるのを全力で止めたあとはもう、何もせず少しシュンとした様子で最後のマッサージをしてもらった。

いや、それが普通なんだけど。

 

 

このホテルに来た時はまた呼んでね!と明るい表情で去って行った。

……まぁ確かにウデは良かったんで体がラクにはなったが……今日はもう寝るとしよう。。。

 

 

 

 

────そして朝になり上司、先輩と合流。

その時に先輩からの一言が

「ねえ、昨日マッサージ呼んだけどすげえヤツが来たんだけど!」

 

我輩「それもしかしてBBAですか?」

先輩「そう!多分そいつ!お前もか!」

 

 

どうやら我輩の前の客が先輩だったらしい。

 

そして我輩の身に起こったことを先輩に話すと、先輩も同じような事をされようとしたそうだ。

先輩も同じく「いや、そういうのやめてくれませんか本当に警察呼びますよ」と冷たく当たって事なきを得たみたい。あのBBAはハイエナか

 

 

 

でもウデは良かったよね〜と、我輩と先輩の間に今後もふと蘇るであろう話題が出来たことにはなった。二度と会いたくはないがね。

 

 

ところで上司は?と言うと結局そのまま部屋で酒飲んで寝てしまったみたい。大正解。

 

 

 

 

我輩と先輩に突如現れたBBA。もう二度と会うことはないが自社に戻った今、またいつもの業務を日々こなしていく。

 

従業員の痩せた背の高めのしわくちゃのオバチャンを見るたびにあのBBAが脳裏に浮かんでくる。

 

 

 

世の中は大変だ。これからは増税もする。更に生活は厳しくなるだろう。

だが、まだまだ日本はすげえヤツが腐るほどいるんだなあと思いながら、業務に励む我輩であった。

 

 

 

おわり🍊!